あなたの大切な時間を
誠実に支える医療

Medical care that faithfully supports your precious time.

2025年8月1日開院

たていし内科在宅診療所の目指すもの

私たちは、がん、慢性の病気、難病などによって、生活の営みが危機におちいっている方々の診療にあたって、つねに緩和ケアの視点を大切にしています。たとえ病気を治す治療の方法が見出せなくなった場合も、積極的に援助を続けます。「治す医療」を過不足なく提供しながら、同時に「支える医療・ケア」を行なうことで、その方の苦痛を和らげ、よりよい時間を過ごせるよう努めます。また、患者さん一人ひとりの価値観や思いを尊重し、その方が大切にしていることを大切にする姿勢をこころがけています。このように、たていし内科在宅診療所は、苦しむ患者さんとそのご家族が、少しでもおだやかさを取り戻すことができる援助の実現を目指しています。

在宅医療とは、通院ができない患者さんのために在宅で医療を行なうことです。
在宅、つまり、住み慣れた場所（自宅、施設など）で医療を受けるということには、どういう意味があるでしょうか？私たちは、一生のうちに幾度となく病気にかかりますが、近年、一回の治療では治りきらない病気が増えています。がん、脳卒中、心臓や呼吸器の慢性疾患、神経難病などがその代表です。そんなとき重要になるのは“治す医療”とともに“ささえる医療”です。
当院は、他の在宅職種と協力して、「病気が治りきらなくてもつらい症状がないように」、「動きづらさがあっても生活に支障がないように」、「自分ペースで尊厳をもって毎日が過ごせるように」、患者さん、ご家族を“ささえる医療”のため診療体制、連携体制を整えています。